追憶

2017年製作/99分/日本
監督:降旗康男
出演者:岡田准一、小栗旬、柄本佑、

あらすじ・解説
「鉄道員(ぽっぽや)」「あ・うん」などの名作を手掛けた監督・降旗康男と撮影・木村大作が9年ぶりにタッグを組み、岡田准一を主演に迎えたヒューマンサスペンス。ひとつの殺人事件の刑事・容疑者・被害者として再会した幼なじみ3人が、心の奥に封印してきた過去と向き合う様子を描く。1992年、冬。親に捨てられた13歳の少年・四方篤は、似た境遇の田所啓太、川端悟と共に、軽食喫茶を営む仁科涼子と山形光男のもとで家族のように暮らしていた。しかしある事件をきっかけに幸せな日々は終わりを迎え、彼らは離れ離れになってしまう。25年後、成長して刑事になった篤は、無残な刺殺体となって発見された悟と再会を果たす。そして捜査が進められていく中、啓太が容疑者として捜査線上に浮上し……。
(映画.comより引用)

なんか「昔の映画」って感じのはじまり方の映画でした。監督が高倉健さんなんかと一緒に映画を作っていた監督・降旗康男と撮影・木村大作コンビということも影響していると思いますが、昔の大作映画を観ている感じを受けました。

前に、撮影監督して有名な木村さんが岡田君をべた褒めしている記事を読んだことがあるのですが、岡田君は制作側の人にとても気に入られている感があります。僕の世代ですと、V6で活躍していた頃を知っていますので、どうしても岡田「君」と呼んでしまいたくなります。ですが、NHKの大河でも主演をしていますので、本来は名優に入る一人なのでしょう。おそらく、僕のような素人ではわからない玄人にしかわからない魅力があるのだと思います。

素人である僕が、映画などに出演している岡田君を見ていていつも気になるのは身長です。岡田君があと10センチ、いえいえあとセンチ背が高かったならもっと違う印象を受けるだろうなぁ、とついつい思ってします。あと15センチ高かったなら、海外などでも通用する俳優になれるのに…、と思ってしまいます。

なので、岡田君がほかの出演者と並ぶ映像のときは、岡田君と相手の立ち位置とかシチュエーションがとても気になります。例えば、長澤まさみさんはとても身長が高いので二人が横に並ぶようなシチュエーションは作りません。また、小栗旬さんと並ぶときは、どちらかが座っているか、などかなり工夫しているように感じます。

物語の展開的には、子どもの頃の秘密が大人になってから暴露されそうになることで物語が展開するとか、そういうストーリーはやっぱり既視感があります。「ありふれた」と言っては失礼ですが、これまでに何度もあったような展開です。

また、岡田君が妻やお母さんとの関係でいろいろと悩むのも同様です。やはり、主人公のそうした背景があるのも、デジャブ感が漂います。

しかし、岡田君の顔の造りはやはり天下一品です。身長の低い芸能人にありがちなのですが、肉体を鍛える方向にいくようです。ジャニーズでは山ピーさんも、山田涼介君もみなさん身長は低いですが、実はかなりの肉体の持ち主です。

今回の感想は全体的批判めいた内容になってしまいましたが、観終わったあとの感想はそれほど悪いものではありませんでした。というよりも「感動した」と思えるような観終わり感でした。そういう意味では、さすがに名監督降籏さんといった感じでしょうか。

最後に、、、りりぃさんが懐かしかったです。

それでは、さよならさよなら。

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