涙するまで、生きる

涙するまで、生きる
上映日:2015年05月30日製作国:フランス
監督:ダヴィド・オールホッフェン
出演者:ヴィゴ・モーテンセン、レダ・カテブ

解説・あらすじ・
「異邦人」「ペスト」などで知られる文豪アルベール・カミュの短編小説「客」を基にしたヒューマンドラマ。
フランスからの独立運動が熱を帯びる、1954年のアルジェリア。軍人だった過去を持つ教師ダリュ(ヴィゴ・モーテンセン)は、殺人容疑で裁判にかけられることになったアラブ人モハメド(レダ・カテブ)を山の向こうにある町へ送るよう憲兵から命を受ける。山道を進んでいく途中、モハメドに復讐(ふくしゅう)を果たそうとする一団からの襲撃、反乱軍の戦闘などと対峙(たいじ)するダリュとモハメド。二人はさまざまな危険を切り抜けていく。

amazonレビュー評価で☆が5つに近かったので観たのですが、この映画を一言でいうなら「深くて重い」かなぁ。カミュの原作だから当然といってしまえば当然だけど…。

映画って歴史の勉強だよな、って思わせる内容です。こういう歴史を知ってしまいますと、欧米諸国が「人権」とか「平和」とか声高に叫んでも今一つ説得力を感じないですね。まずは過去の清算をするのが先決だよ、なんて思ってしまいます。

ナイジェリアっていうか、アフリカって岩石ばっかりなんだなぁ。緑がない。

この頃から民族同士の差別意識はあったんだ。悲しい。

個人的には、終わり方があと一つ…。

それでは、さよならさよなら。

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