エントラップメント

1999年製作/113分/アメリカ
監督:ジョン・アミエル
出演者:ショーン・コネリー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、 ウィル・パットン

あらすじ・解説
解説:  ショーン・コネリー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ共演のロマンティック・アドベンチャー。世界最高の美術品泥棒のマック。ニューヨークで起こったレンブラントの盗難事件は、あらゆる証拠が彼の仕業であることを示していた。そんな中、保険会社の優秀な女性調査員のジンは、マックを罠にはめるための新たな窃盗計画を思いつく。やがてふたりは複雑な駆け引きの末にパートナーとなり、中国の黄金の仮面、コンピューターの2000年問題に絡んだ銀行強盗へとエスカレートしていくのだった……。
(yafoo映画より引用)

かなり古い映画なのですが、キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんが体操の「深い伸脚の姿勢(片足は膝を曲げそちらに重心を移しながら、もう片方の足は真っすぐに伸ばしている格好)」をしているポスターが、やけに記憶に残っていて、観たい気分になりました。

全体的に、特に終わりのほうは「いかにもハリウッド作品」という展開で、先だって認知症を公表したブルース・ウィリスさんのヒット作「ダイハード」的な感じで、いい意味で観がいがありました。20年以上前の作品ですが、今見ても全然色褪せてないのはさすがハリウッド作品です。

中身が濃い印象がしたのですが、その理由は映画半ばの中国のマスクを盗むまでの展開でもゼタ=ジョーンズさんの特訓があったりして中身が濃かったからだと思います。その時点でまだ1時間しか経っていなかったことに驚き、思わず残り時間を確認したほどです。前半のそこまでも十分一つの物語になっていたからですが、それからまだ1時間残っていたので得をしたというか、観た甲斐があるという気分になりました。いろいろ詰め込み過ぎというツッコミもありそうですが、僕は全く飽きませんでしたね。

昔と言っていいほど前、つまり50年くらい前なのですが、「ロミオとジュリエット」でオリビア・ハッシーを初めて見たとき、そのかわいらしさにものすごい衝撃を受けた記憶がありますが、キャサリン・ゼタ=ジョーンズを初めて観たときもも同じくらい「美しさ」で強い印象を持った記憶が蘇ってきました。それまであまりいなかった中近東系の美人というところがハリウッドでも目を引いたのではないでしょうか。確か、すぐに誰かの恋人になったというゴシップを読んだことがあります。

ショーン・コネリーさんは年を召してもイケメンだったのですが、お笑い芸人の東野さんが「世界一カッコいいハゲ」と言っていたことを思い出しました。言い得て妙な的を射た表現ですね。本当にカッコよかったです。

エンタメという言い方がピッタリの映画でしたが、たまにはこうした映画もいいものです。

それでは、さよならさよなら。

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