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製作国:日本上映時間:89分 (2019年製作の映画)
監督:鈴木貴士
出演者:藤間爽子、平井亜門、水沢朋美、城見うら、西原誠吾、秋葉美希、

あらすじ
誰かのために。6歳の時、松太はとある母子家庭に父、明の手によって預けられた。そこに住む歳の近い優衣とその母の涼子との暮らしか゛始まる。時は進み、高校生になった松太と優衣。あれ以来一度も訪れない松太の両親。 優衣と松太は互いに惹かれ合う、しかし松太の実の母、奈々からの電話によりその思いは届かす゛に、松太は家を出て行く・・・ 親に捨てられた少年とそんな少年を待つ少女。そしてその周りにいる優しい他人の物語。うえだ城下町映画祭 第17回 自主制作映画コンテスト ノミネート作品
(Filmarksより引用)

amazonの評価が「☆5つ」でしたので、ついクリックしてしまいました。しかし、ほかのサイトでは2.8だったので、しばし悩んだのですが結果としては正解だったように思います。「悩んだ」理由の一つに上映時間があるのですが、1時間半という時間はどうしても「短い」 → 「つまらない」と思ってしまう回路が頭の中にあるのですが、自分でも不思議ですが、なぜなのでしょう。

ですが、「正解」と書いたくらいですから、観てよかったです。基本的に僕はこういう映画が好きなのです。「こういう」とはどのようなものか、と言いますと、いかにも「映画」といった感じなのですが、伝わるでしょうか。学生時代に暗い映画館で観ているような映画で、言うなれば「ザ・映画!」ですかね。

おいら、こういう感じの映画好きなんだよなぁ…。ネタバレになりますので、深くは書きませんが、最後の終わり方がすっごーくいい! です。主演の藤間爽子さんは著名な家柄の方のようですが、祖父は藤間流宗家の舞踏家で人間国宝の2世である藤間勘祖さんだそうです。そのように言われても、その凄さは正直なところ今ひとつピンときませんが、とにかくすごい家柄の方のようです。

もちろん藤間さんはとても美形なのですが、相対的に出演者が普通の顔立ちなのが映画らしくてよいですよね。その理由は自主制作映画コンテスト ノミネート作品にあるように思いますが、そういう映画を観るのも悪くはありません。

それでは、さよならさよなら。

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