感想一覧

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そこのみにて光輝く

実は数週間前、フジテレビの日曜早朝に放映されている「ぼくらの時代」というトーク番組に綾野さんが出演していました。元V6の岡田准一さんと映画監督さんと3人での出演だったのですが、綾野さんが昔のイメージとはかなり違い、話し方とかたたずまいが落ち着いた雰囲気になっていました。いわゆる「丸くなった」という表現が当てはまりますが、年齢のせいでしょうか。僕としてはとてもいい印象がしました。

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ゴースト/ニューヨークの幻

公開は1990年で今から30年以上前ですが、特撮技術を除くなら全く古い感じはしません。愛って永遠なんですね。なんとなくの記憶では自分が学生時代かと思っていましたが、もうラーメン店も開業していましたので、十分大人の年齢でした。

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わたしの叔父さん

主人公の叔父さんは身体的に健常ではないので、もう一人の主人公である女性が面倒を見ているのですが、そうした家庭環境を見ていますと「介護」について考えさせられる作品ということもできます。

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別れる決心

期待したのだけれど、正直、つまらなかった。韓国映画に「はずれはない」と常々書いてきたのですが、ここのところは連敗中です。はずれ作品は書かないことにしているのですが、最近「はずれ」が多いので、メモのつもりで書いてみました。

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少年の君へ

いやぁ、久しぶりに面白く、感動する映画に出会った感じです。最初に書いておきますが、出演者が日本の俳優さんに似ていて、主役のチョウ・ドンユイさんは最近人気と演技力で富に評価が高い伊藤沙莉さんに、不良青年役のイー・ヤンチェンシーさんは伊藤淳史さんに、若い刑事役のイン・ファンさんは柔道一直線の桜木健一さんに、悪役女子高生のジョウ・イエさんは岡田奈々さんに、それぞれ似ていました。

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ひと言で消化不良。これまで韓国映画で「はずれ」はなかったのですが、その初めてのような気がします。残念。

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PLAN 75

主役の倍賞さんも含めてですが、老人の方々のシワが普段よりも目立つようにお化粧していたのも興味深かったです。物語の最初のほうで、主人公の角谷さんを演じていた倍賞さんが同僚に向かって「あなたはどうするの?」と尋ねる場面があるのですが、そのときの口調が「フーテンの寅さん」の妹・さくらに見えたのは僕だけではないように思います。

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ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書

メリル・ストリープが「掲載を決断するとき」の社主としての演技が迫力があり秀逸でした。掲載を決めたあともあの手この手で反対派が翻意を迫るのですが、どこかで絶対に見そうな場面でしたし、おそらくこうしたやり方は反対する勢力の常套手段なんだろうなぁ、思いました。

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チルソクの夏

最後の場面のほうで、日韓関係とか北朝鮮との関係など政治的なメッセージが訴えられていましたが、僕はそういうのが好きですのでとてもよかったです。主人公が新聞配達をする場面で長い階段を上る場面があるのですが、下関という地域は坂道が多い印象を受けました。それで思い出したのが、キムタクが弁護士の役をやっていたドラマで韓国ロケがあったときの映像です。その場所がやはり階段が多い場所でしたので、僕の中では下関と韓国は似ているように感じています。

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スポットライト 世紀のスクープ

こういう映画を観ますと、本当にアメリカは「凄い国だ」と実感します。以前、黒人差別を描いた映画を観ましたが、自国であろうとも、正義に反することを糾弾する映画を作れる自由があるところがアメリカという国の最も尊敬できるところです。例えば、ロシアや中国で政府を批判するような映画など創作物を作れるでしょうか。それを保障しているところが、本当に民主主義の素晴らしいところで、まさに米国の真骨頂といえます。