関心領域

2023年製作/105分/G/アメリカ・イギリス・ポーランド合作
監督:ジョナサン・グレイザー
出演者:クリスティアン・フリーデル、ザンドラ・ヒュラー、ラルフ・ハーフォース、

解説・あらすじ
タイトルの「The Zone of Interest(関心領域)」は、第2次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュビッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉で、映画の中では強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしを描いていく。

こんなに早くこの映画が観られることは驚きで、amazonプライムさんに感謝です。ですが、この映画については公開する前からいろいろなメディアで紹介されていたこともあり、それから観ていますので少しばかり一歩引いて観ている僕がいます。「引いて」いるという表現は少し違う気がしますが、要は想像していたのとは違っている印象です。もう少し、普通の人の普通の暮らしとアウシュビッツという「悲惨」という言葉では言い表せない空間が壁一つ隔ててあることを「対比する」場面があるかと思っていました。

今、ウクライナはロシアに侵攻されて大変な目に遭っていますので、やはり関連づけて観てしまいます。侵攻されているウクライナの中でも「関心領域」があるように思えてならないのですが、どうなのでしょう。以前、コラムに書きましたが、戦闘状態の東部と中心都市キーウでは、暮らしている人の生活ぶりがまったく違うことを嘆いている兵士の記事を読んだことがあるからです。正直、理解するのは難しい部分があるように思います。

それはともかく、この映画に対して事前に知識がありましたので、最後まで観ることができましたが、そうした予備知識がないと、前半は意味がわからなく、とてもつまらない映画と思われ、離れてしまう視聴者もいるのではないでしょうか。

映画が訴えようとしていることは人道的で素晴らしいと思いますが、作品的にはどうなのか、というのが正直な感想です。

それでは、さよならさよなら。

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