2024年01月一覧

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フラッグ・デイ 父を想う日

ダメおやじの話なんですけど、とても面白かったです。普通の展開ですと、どんなにひどい親でも最後には改心して「よい父親」になっておわるのでしょうが、この映画は最後の最後まで「ダメおやじ」で死んでしまうのでした。僕はそこに共感したのですが、その理由は僕がダメおやじだからです。

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サンザシの樹の下で

低予算であるのはわかりますし、プロというよりは、こう言ってはあれですが、学生が作ったような映画でしたが、それらを払いのけるほど、素晴らしい映画でした。中盤くらいまでは、観ていてこちらが笑顔になる場面がたくさんありました。それも、特別になにか起こるのではなく、ほんの些細な生活の出来事の一部だけでです。それもとてもよかったです。

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百花

しかし、僕の結論から言いますと、「名プロデューサー、名監督にあらず」といった感想です。理由はわかりませんが、背景やカメラの焦点が「映したい人物」以外の箇所がぼやけていました。特に出だしはそうした映像ばかりなので、意図的だとは思いますが、正直なところ、気になって気になって仕方ありませんでした。