あんのこと

2024年製作/113分/PG12/日本
監督:入江悠
出演者:河合優実、佐藤二朗、 稲垣吾郎、河井青葉、

あらすじ
売春や麻薬の常習犯である21歳の香川杏は、ホステスの母親と足の悪い祖母と3人で暮らしている。子どもの頃から酔った母親に殴られて育った彼女は、小学4年生から不登校となり、12歳の時に母親の紹介で初めて体を売った。人情味あふれる刑事・多々羅との出会いをきっかけに更生の道を歩み出した杏は、多々羅や彼の友人であるジャーナリスト・桐野の助けを借りながら、新たな仕事や住まいを探し始める。しかし突然のコロナ禍によって3人はすれ違い、それぞれが孤独と不安に直面していく。
(映画.com より引用)

amazonプライムでこの映画が表示されていて、真っ先に思ったのは「え、もうamazonで観られるの!?」ということでした。今年公開されてもうamazonにまわるのはいったいどうしたことか。正直な感想です。やはり、一番に思うのは「興行成績があまりよくなかった」ということですが、実際はどうなのでしょう。

それはともかく、内容に関して感想を書きますと、「社会派過ぎて、重すぎて、一般の人はひくだろうな」と思いました。僕はこういった感じの内容の映画が好きですが、普通の人はそうでもないと思います。繰り返しになりますが、徹頭徹尾「重い」です。

主演が河合優実さんですが、今注目されているから起用しただけで、内容的には河合さんでなくてもよかったのではないでしょうか。厳しすぎる感想でしょうか。正直なところ、河合さんの魅力を引き出していないように感じました。

僕が初めて河合さんを見たのは、NHKの土曜のドラマ「17才の帝国」だったのですが、このドラマは神尾楓珠さんが主役で、「さあ、これから神尾さんを売り出すぞ!」という気概が感じられて面白いドラマでした。残念ながら、神尾さんは所属するプロダクションとのトラブルでスタートダッシュがうまくいきませんでしたが、それはともかく、主役でない河合さんでしたが、存在感は十分に発揮されていたように思います。

その河合さんの魅力をこの映画では引き出させていないように思います。ストーリー展開が雑に感じたのですが、例えば近所のシングルマザーから強制的に赤ちゃんを押しつけられた場面です。母親が唐突に「児相(児童相談所)」を口にしたりなどストーリー展開に無理があるように思いました。そもそも、この主役の女の子が「児相(児童相談所)」という言葉を知っているとは思えません。

そういった内容でしたが、映画.comの評価は「☆4つ」で以外に高かったのが意外でした。河合さんはこのほかにも出演作が目白押しなのですが、もっと河合さんにピッタリなドラマなり映画で活躍していくのは間違いないところです。

追伸:佐藤二朗さんは、いかにも昭和の刑事といった感じで適役でした。稲垣さんはまぁまぁかな。

それでは、さよならさよなら。

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