ノマドランド

2020年製作/108分/G/アメリカ
監督:クロエ・ジャオ
出演者:フランシス・マクドーマンド、デヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイ、シャーリーン・スワンキー、ボブ・ウェルズ、ピーター・スピアーズ、

あらすじ
2008年、アメリカの大手証券会社の破綻に端を発する未曾有の経済危機が全世界を襲った。その影響は現役世代だけではなく、リタイア世代にも容赦なく降りかかり、多くの高齢者が家を手放すことになった。家を失った彼/彼女らは自家用車で寝泊まりし、働く口を求めて全米各地を動き回っていた。専門職での経験があったとしても、それを活かせるような職がほとんどなく、安い時給で過酷な肉体労働に従事するほかなかった。そんな不安定な状況下でも、彼/彼女らは自尊心と互助の精神を保持し続けていた。彼/彼女らは「現代のノマド」とでも言うべき存在である。

本作の主人公、ファーンも「現代のノマド」の1人である。ファーンはネバダ州のエンパイア(英語版)で臨時教員をやっていたが、工場の閉鎖で街の経済が大打撃を受け、そのあおりで彼女も家を手放す羽目になった。途方に暮れたファーンだったが、自家用車に最低限の家財道具を積み込み、日雇いの職を求めて全米各地を流浪する旅に出た。その過程で、ファーンは同じ境遇の人々と交流を深めていくのだった。
(ウィキペディアより引用)

第一感想は、アメリカって広くて大きな国だ、ってことです。それにしても、不思議な映画でした。特別な話の展開があるわけではなく、ただ家を持たない高年女性が生活するだけなんの内容なのですが、飽きさせないだけではなく物語に惹きこまれていきました。

ただ、淡々と生活を映すだけでこれだけの映画ができることにくわえ、なんとアカデミー賞まで獲得しているのですから、「素晴らしい」の一言です。でも、「自分がこういう暮らし」となるとちょっと無理かなぁ…。

それでは、さよならさよなら。

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