ザッハトルテ


2022年製作/112分/ドイツ
監督:ティン・ロゴル
出演者:マックス・フーバッヒャー、ミーヴ・メテルカ、クリスタ・シュタートラー、カール・フィッシャー、ミヒャエラ・サバ、サミュエル・コッホ、

あらすじ
カールはウィーンから来た美女ニニと出会い、運命の相手だと確信する。しかし不運にも彼女の電話番号が分からなくなり、唯一の手がかりは彼女が毎年カフェ・ザッハーで3時に誕生祝をすることだけ。ニニに夢中なカールはベルリンからウィーンへ引っ越し、毎日カフェ・ザッハーで彼女を待つ。ウィーンでできた友人の中には情熱的なケーキ店店主のミリアムがいて、彼女と共に、カールは真実の愛を探しながらウィーンを探索する。

ドイツの映画って感じはしなくて、ハリウッド作品みたいな印象でした。記憶にないだけかもしれないですけど、ドイツ映画は初めてかも…。

一番印象に残ったのは主人公の顔で、若き日のリチャード・ドレイファスさんに似ていると思いました。それから、いくら調べてもお名前がわからなかったのですが、ザッハトルテのカフェで働いているメードさん役の方は松金よねこさんに似ていると思いました。

それから驚いたのは、EUでも行列を作ってまでおいしいものを食べたいと思う人たちがいることです。行列に並んでまで食事をするのは日本だけのことかと思っていましたので驚きです。基本的に僕は、行列を作ってまで食事をするのが好きではありませんので、特に気になりました。

ストーリーの展開として、終盤のほうで主役の二人が行き違いをするのですが、韓国映画を観ているような感じを受けましたが、基本的には恋愛物の定番ですね。

最初は主人公の男性を応援するだけの立場だった女性が、段々と男性を好きになっていく過程があるのですが、その心模様の変遷を主役の女性が見事に演じていました。素晴らしいですね。

この話の展開は、よく考えたら若い独身男女が陥りやすい心ですよねぇ。若いと恋に落ちたがる精神状態のときってありますから。自戒を込めて…。(^_-)-☆

それでは、さよならさよなら。

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