遥かなる帰郷

1996年製作/118分/イタリア・フランス・ドイツ・スイス合作
監督:フランチェスコ・ロージ
出演者:フランチェスコ・ロージ、ラデ・シェルベッジア、テコ・セリオ、テコ・セリオ、ステファノ・ディオニジ

あらすじ
第二次世界大戦末期の1945年1月、アウシュヴィッツから解放されたユダヤ人作家プリーモ・レーヴィは、故郷イタリアへ戻るべくヨーロッパ各国を旅する。
彼は急にもたらされた自由に喜びつつも戸惑うが、様々な人達の優しさに触れるうち、“生”の素晴らしさを再発見していく。
(ウィキペディアより引用)

ドイツ・ヒットラーが負けても戦争が終わったことにはなっていないという内容です。それにしてもこの映画は1996年製作ですが、それから27年後に同じようなことが起きると、いったい誰が想像したでしょう。なんとしても、プーチン大統領に観てほしい映画です。

ヒットラーが負けたあとの人生を描いた作品はほかにも観たことがありますが、ドイツが降伏したあとも、その後にいろいろなことが重なりあって、簡単に「悪い奴いい奴」とは分けきれない部分があることを知りました。

戦時中に悪事を働いていた人でも、戦後いろいろと言いくるめてその悪事をなかったことにしたり、本当はいい人が悪い奴になったり、反対のこともあるようです。戦争といわず起きたことの真実を追求することの難しさを実感させてくれる映画でした。

それでは、さよならさよなら。

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