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「シアター・プノンペン」

端的に表しますとこの映画は「国に歴史あり」です。僕は歴史にそれほど詳しくありませんが、その僕がカンボジアで知っていることと言いますと、ポルポト派の虐殺です。この事件について知ったのは大人になってからですが、なにかの記事で読んだのがきっかけでした。

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「痛み」

痛みを感じなくなってしまった、社会にとけこめない青年と血友病を患いながらも社会の片隅で必死に生きている女性のラブロマンスです。女性が最初に住んでいる場所が、ビルの屋上の掘立小屋のような部屋なのですが、この場面を見て思い浮かんだのは萩原健一さんが主演していた青春ドラマ「傷だらけの天使」でした。

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「500ページの夢の束」

この映画は、自閉症の少女が「スタートレック」という映画の脚本公募に応募するために、ハリウッドを目指すロードムービーです。主人公の少女は自閉症ですので、他人と意思を疎通することも、バスに乗ることも簡単ではありません。そうした困難に遭いながらも、ハリウッドまで届けるのですが、僕が一番感じたことは、わずか1日の出来事を映画にしていることでした。

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<チョコレート>

製作:2001年(米国)監督:マーク・フォースター出演者:ビリー・ボブ・ソーントン、ハル・ベリー、 映画を観て最初に思ったのはタイト...

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<嘘を愛する女>

今年前半の芸能界は東出昌大さんの不倫問題で持ちきりでしたが、その影響で東出さんは俳優活動ができなくなりつつありました。そうした状況での「コンフィデンスマン・JPプリンセス編」の記者会見だったのですが、続編について東出さんが「自分の出演は(評判が悪いので)難しい…」旨の自虐ギャグを飛ばしたところ、長澤さんが「そんなことは言わないで!」と真剣にたしなめたそうです

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<戦場のピアニスト>

ユダヤ人というだけで迫害するのは、まさに人道に反する行為です。それを堂々と行えるような社会を醸成していったヒットラーおよびゲッペルスの大衆操縦術にはほんとうに驚かされます。反対に言いますと、そうした詐術にあっさりと乗ってしまう大衆のほうにも多大な責任があるように思います。

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<yesterday>

製作:2019年(アメリカ) 監督 ダニー・ボイル出演者: ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、ジョエル・フライ アマゾンプライ...

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<未来を花束にして>

女性参政権を求める女性運動を男性が非難するのはわかりますが、女性の中にも非難・批判する人たちがいました。世の中の空気がそうした考えで充満していましたので、それが当然と思い込まされていたのです。「思い込まされていた」というよりは、思い込んでいたのです。