
止められるか、俺たちを
当時は混とんとした社会だったと想像しますが、僕の世代でギリギリわかりますが、僕よりも下の世代ですと今一つピンとこないと思います。映画の中で登場人物が静かな歌を口ずさむ場面が幾度かあるんですが、そうした場面を見ていますと、僕などは昭和を感じてしまいます。それはともかく、若い人たちが「ピン!とこない」分、この映画は興行的に厳しかったのではないか、と勝手に心配しています。
当時は混とんとした社会だったと想像しますが、僕の世代でギリギリわかりますが、僕よりも下の世代ですと今一つピンとこないと思います。映画の中で登場人物が静かな歌を口ずさむ場面が幾度かあるんですが、そうした場面を見ていますと、僕などは昭和を感じてしまいます。それはともかく、若い人たちが「ピン!とこない」分、この映画は興行的に厳しかったのではないか、と勝手に心配しています。
以前、町山智浩さんが紹介していたのを憶えていて、今日amazonプライムを開いたらこの映画がトップに出てきたので、すぐに観ることにしました。最初のほうは今一つ乗れませんでしたが、次第に惹きこまれ、最後は満足感を得られた映画でした。
サスペンスものという先入観がありましたので、最後の最後にどんでん返しがありそうな雰囲気があり、最後の最後まで気持ち的に構えていたのですが、あっさりと終わってしまったのは少しばかりがっかり感があったというのが正直なところです。
ストーリーが韓国と北朝鮮の関係が大きく扱われていますので、韓国の人ほど思い入れが入らないのです。韓国は今現在でも徴兵制がありますし、北朝鮮との緊張した関係が続いていますが、この映画が公開された頃はもっと緊張したものがあったのではないでしょうか。そうした雰囲気が大ヒットにつながってように推測しています。
2024年製作/113分/PG12/日本監督:入江悠出演者:河合優実、佐藤二朗、 稲垣吾郎、河井青葉、 あらすじ売春や麻薬の常習犯で...
MEGUMIさんは今、美容系の本が売れているのですが、本を出版したのとこの映画に出演したのとどちらが先なのでしょうか。もっと若い頃にテレビに出まくっていた印象ですが、いつの間にやら見かけなくなったと思ったら、突然本が売れていて驚きました。
阿部ちゃんが主役でしたので、コメディだと思っていたのですが、シリアスなストーリーでした。しかも、とても面白かったです。人情があるし、話の展開のひねりもあったし。
車椅子の障碍者とサポートする人の映画はこれまでにもありましたので、観る前は「二番煎じ的」な感じがしないでもなかったのですが、とても素晴らしい作品でした。性格的に冷たくひねくれもののこの僕が幾度か涙にくれたのですから、安易なストーリーではないと思っていただけるはずです。
ところが、あにはからんや、この映画は、ライトノベル的とは思いますが、単純な「純愛ストーリー」ではないように思いました。十分に、立派なガチガチの「反戦映画」だと感じました。そうしますと、逆にこういう内容で「よく若い人に人気が出たものだ」と不思議な気分にもなりました。若い人はあまりに重いテーマであるがゆえに「白けた」というか、気持ちが引いたりはしなかったのでしょうか。
2023年製作/114分/G/日本監督:前田哲出演者:松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、 あらすじある早朝、民...