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追憶

前に、撮影監督して有名な木村さんが岡田君をべた褒めしている記事を読んだことがあるのですが、岡田君は制作側の人にとても気に入られている感があります。僕の世代ですと、V6で活躍していた頃を知っていますので、どうしても岡田「君」と呼んでしまいたくなります。ですが、NHKの大河でも主演をしていますので、本来は名優に入る一人なのでしょう。おそらく、僕のような素人ではわからない玄人にしかわからない魅力があるのだと思います。

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護られなかった者たちへ

内容的にはサスペンスの部分もあるのですが、正直なところ、そこまで謎ということはなく、出だしで「大作感」を出していただけに少し物足りなさを感じました。また、社会制度としての「生活保護」という福祉制度についての提言をしているように思いましたが、問題点などもきちんと示していて、この制度の理想の形とかその問題点を平等に扱っていてとてもよい印象を持ちました。

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監視者たち

犯人役のチョン・ウソンさんはこれまでにも見たことがある俳優さんですが、前に「福山雅治さん」に似ていると書いたことがありますが、悪役を演じたのは珍しいのではないでしょうか。悪役ぶりにとても迫力がありました。

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さよなら、僕のマンハッタン

映画を観るようになってから、アメリカでも地方と都会の違いがあることを知ったのですが、まさしく、タイトルからわかるようにこの映画は都会の映画です。僕の中では都会の映画と言いますと、「ウディ・アレン」さんが思い浮かぶのですが、都会で暮らす男女の物語といった面では通じるものがあります。

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雨鱒の川

前半の中心人物は中谷美紀さんと子役二人で、後半もかなり過ぎた頃から玉木さんと綾瀬さんの話になります。そうした構成から思い浮かんだのは、少し前に紹介しました「ブロンクス物語」です。この映画もブロンクスという街で生活する人を描いていますが、「雨鱒の川」もこの川を中心に据えた物語のように思いました。

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ハナミズキ

2010年製作/128分/G/日本監督:土井裕泰出演者:新垣結衣、生田斗真、向井理、薬師丸ひろ子 あらすじ夢のために東京の大学受験を...

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夏物語

特に取調室での二人の演技、そしてイ・ビョンホンさんが連れていかれるとき、最後の思わずスエさんに近寄り抱きしめる場面は秀逸でした。涙なしでは観られない場面でした。最後に主人公が石が敷き詰められた光景を眺める場面が出てきますが、もしかしたならこの監督はこの光景がなにかしらのヒントになっているのではないか、と想像しました。

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ブロンクス物語 愛に包まれた街

この映画はいろいろな要素を含んでいると書きましたが、今の時代でいいますと「くそどうでもいい仕事」についての考え方も描いています。真面目なバス運転手である父親とギャングの親分を対比させて、子どもの心情を描いているのですが、子どもが「汗を流さず」お金儲けをするギャングに憧れるのは当然です。しかし、最後は真面目な父親の存在価値を認めさせて終わっていますから、これも「タクシードライバー」で描きたかったこととつながっているように思いました。

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ある過去の行方

サスペンス調と書きましたが、そのどんでん返しがセリフだけで行われているのが新鮮でした。物語の前半部分では親子関係が描かれ、最後のほうでは夫婦のトラブルに話の中心が移っていくのですが、「それが観ていて心地よかっ」たというと変ですが、そうした話の展開が観る人を飽きさせなかった一つの要素のように思います。

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ローマに消えた男

さすが!と思わせたのが、外見といいますか、存在感だけで魅力が伝わってきた女優の方々でした。政治家の奥さん役のミケーラ・チェスコンさんと元恋人役のヴァレリア・ブルーニ・テデスキさんは、どちらも見ただけで魅力を感じました。男優陣でも参謀役のヴァレリオ・マスタンドリアさんは見事に裏方の役回りを演じていたように思います。